
人生粘るが肝心!
●制作日
平成19年8月
●制作日数
約2日
●制作の動機
前作「笑」用に木の額を製作しようと思っていたが、不要になったため、切断しただけの木が残ってしまった。どうせ作りかけたので額を完成し、中に入れるものを作ろうと思っていたら、高校野球で佐賀北高校が粘りに粘った末優勝。娘が「やっぱ人間粘りだね」と感動していたので、「粘」の文字を書きたくなった。
●材料
角材(杉) 1本、 アクリル板 1枚、 ベニア板 1枚、 木ダボ 多数、 書道用具、 彫刻刀(落款作成用)、 朱肉、 ひも、 留め具(小)×2個
●作り方
- 上下左右の4本の角材の端を各45度に切断。
- 切断面の2か所にダボ用の穴(6mm)を開け、ダボを仮に入れる。穴の径はダボの径と同じでよい。対になる面のちょうど対応する箇所におよその位置でマーキング。その後、「ダボマーカ」(工夫した点を参照)なるものが存在することを知り、そうだったのか!と目から鱗の思い。
- 対になる面にもダボ用の穴を開け、双方に木工用ボンドを入れ、接着面にも木工用ボンドを塗り、ダボで接合。同様にして4か所を接合する。
- アクリル板をサイズに切断。切断にはアクリル用カッターを使用すればよかったのだが、このときはまだその存在を知らず、通常のカッターで切断したら、若干表面に傷がついた。アクリルを切る時にはアクリルカッターが必須と痛感。
- 木枠の前面の4か所にアクリル板を留めるダボの位置をマークし、上にアクリル板をのせ、アクリル板の上から、電動ドリルで穴を開ける。ダボで木枠とアクリル板を結合。
- 裏面も同様にベニア板と木枠をダボで結合。裏面には吊るすための留め具を2か所につけ、紐を通して額は完成。
- 額のサイズに合わせて「粘」の文字を書く。
- 落款を製作。まず半紙に「俊」の字を書き、裏返して落款用の小さな木に糊づけし、彫刻等で彫る。その後紙をはがし、目の細かいサンドペーパーで軽く磨いて完成。
●工夫した点
木枠の4つのパーツをダボで接合したところと、アクリル板もダボで留めたところ。裏面もダボにしておくことによって、作品の入れ替え時、取り外しが簡単。 次回作成時は、ぜひ「ダボマーカ」を試したい。木枠の接合時、ダボの位置が合わずどうしても平面にならないため、なんとか工夫したいと思っていた。
「粘」の文字自体は、かなり工夫して書いたつもり。8枚書いて最もよくできたものを採用。普通の文字ではなく、クネクネとして、「ぬぁんとかぁぬぇばぁってぇ、どぉおぬぃかすぅるぅ」感じを出したかった。多少そのような感じが出ていると思う。結構満足している。

彫刻刀で「俊」の文字を彫る。
簡易だが、書に押せばカッコイイ!



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