手すりの台

●製作日

平成29年5月

●製作日数

半日

●製作の動機

手すりのある通路を通るとき、仏壇に供える花などを持っているとドアをあけにくい。そこで、手すりに、荷物を一旦置いておくための台をつけて欲しいと母親から頼まれたため。

●材料

天板、L字金具、斜めの支え用の角材

●作り方

  1. 天板をサイズに切り、角を取る。
  2. 取り付ける位置を合わせてみて、L字金具の位置を天板に墨付け。その後、L字金具を天板に取り付ける(左右2つ)。
  3. L字金具付きの天板を、左右の支柱に取り付ける。支柱が丸いため、若干難しかった。
  4. 斜めの支え用の角材を、長さに切断後、角度を計算し、上下の端を角度にカット。およそ60度。実際の場所に当ててみて、ぴったりになるよう紙やすりで微調整する。(下の写真左)
  5. 支え材と、手すりの貫との接合部に木ネジを打つため、支え材にネジ用の下穴を開ける。電動ドリルの下穴用のビットで、貫の幅の中央に打てる位置に上から穴開け。ここが最も難しかった。
  6. 支え材を木工用ボンドで付け、手すりの貫に木ネジを打つ。(下の写真右)
  7. 支え材と天板の裏面の接合部は、木工用ボンドだけでもよいかと思ったが、念のため、にも下穴を空け、釘留めした。

●工夫した点

  • 取り付け順序
    まず、L字金具を天板に取り付け、その後金具付きの天板を支柱に取り付けた。順序を逆にして、まず支柱にL字金具を付けたら、下側から天板と金具を留めなければならず、たいへんだっただろう。
  • 斜めの支え材と、手すり横貫との接合部
    斜めに角度のある材に、貫に垂直な穴を空けるところが難しかった。貫の幅が30mmなので、穴が15mmになるよう斜面の位置を決め、そこに、材に斜めに(地球に対しては垂直に)ドリルで下穴をあけた。
    最初、斜め材の端が若干割れかけたが、その後ドリルの回転数を上げて、慎重に開け、うまく接合できた。

●所感

  • ゴールデンウィークで帰省していた息子と一緒に作ることができて、楽しかった。部品が2つ+L字金具で、簡単だと思ったが、L字金具を丸い支柱にとりつけるところや、斜めの支え材の角度の加工や、取り付け方法など、意外と難易度は高かった。