渡りすのこ

●製作日

平成19年3月

●製作日数

約2日

●製作の動機

我が家は親の家の隣にあるのだが、新築以来、親の家との間に段差があり、おじいちゃん・おばあちゃんが仏さんのご飯などを持ってくるのに不便だったため製作することにした。

●材料

2×4材 長いの5本程度、 1×4材 長いの1本、 屋外用塗料(透明)、 L字金具 多数

●作り方

  1. 家と家の間の距離を測り、ホームセンターのカットサービスで長さにカットしてもらった。すのこ状にするので、縦と横の材を準備。
  2. 縦木6本を裏向きに並べ、端の横木2か所を置いて木工ボンドとL字金具で接合。その後、中間の横木2か所も接合。
  3. 木工ボンドが乾いたら、塗料をハケで塗る。塗りにくい裏側、角、縦木の間などを先に塗り、表面は最後に塗る。3月の寒い日だったので、乾くのに時間がかかったが、乾いた後2度塗りして完成。
  4. 隣家の通路の戸の外側(写真奥)には階段部分がなく、直接地面のため、下にコンクリートブロックを置き、高さ調節のための1×4材を敷き、その上に渡りすのこを設置し、水平になるようにした。

●工夫した点

  材料選びがポイントだった。なるべくしっかりした木で作ろうと思っていたので、ホームセンターに山積みになっている太い2×4を見た時、これだ!と思った。山積みになっている中からなるべくまっすぐで反りのないものを選んだつもりだが、できてみるとやはり夫々少し反っているせいか、雨の日など一部に水がたまっていることがある。結構大きなものなので、もう少し慎重に良い木を選ぶべきだったと思う。塗装もかなりしっかりやったつもりだが、写真でわかるように、半年たった現時点で、もはやはげかけている。1年に1回程度は上塗りが必要そうである。
  これを作ったことでずいぶん行き来が楽になり、親も子供達も重宝し喜んで渡っている。作ってよかった1品と思う。