まな板の再生

●製作日

平成28年7月

●製作日数

約1日

●製作の動機

妻の依頼で。最初は、もう使い込んだから新しいのを買えばと言ったのだが、かんなで削れば再生できると言われて、やってみた。

●材料

使い込んだまな板

●作り方

  1. まず、それほど使ってない側をかんながけする。割とすぐにキレイになる。
  2. 使い込んだ側をかんながけする。最初は、【写真1】のように、大きな楕円形の外側だけ削れる
  3. 外から順に削ってゆく。(途中経過が【左の写真】)
  4. 終盤は【写真2】のように穴が小さくなってゆく
    ただし、写真2まで削るのにかなりの時間がかかった。休み休み削って3時間ぐらいだったか。
  5. 最終的には完全に穴がなくなるまで削ったが、疲れて最後の仕上がりの写真を撮り忘れ、2か月ほど使用した後に撮ったのが【写真3】。

●工夫した点

  • かんなの刃の出し具合。木の表面をかんながけするときは、できるだけ薄く削ったほうが、楽に美しい表面が出るが、今回は、ある高さ(と言うか深さ)まで削らないと穴がなくならず、再生できない。だからと言って、刃を多めに出すと引っかかって削れない。やはり、薄く出して、きれいに削りながら、平面になるまで根性で削ることになった。電動カンナがあればなぁ。

●所感

修行のようだった。これほどかんながけしたことはかつてなく、左右の腕の筋肉がかなり痛くなったが、あれだけ使い込んでへこんでいたまな板が新品同様になり、達成感も大きかった。

 
【写真1】 【写真2】 【写真3】