宗教考

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言葉の限界・その2、宗教考・その3 〜 空海と最澄

司馬遼太郎さんの「空海の風景」を初めて読んだのはずいぶん昔のことだが、最近もう一度読み返す機会があった。今から1,200年も昔に生きていた人だが、司馬さんの手にかかると、まるで目の前を空海さんが駆け抜けたような、妙に生々しい人間空海が文字の...
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自由考・その2、宗教考・その2 〜 自由とは、とらわれなくなること

欧米各地に「禅センター」ができているという話題を、永平寺・禅の世界というTV番組で見た。何年か前に見た記憶があるので、再放送だと思うのだが、その番組でアメリカ人の女性がインタビューに答えて、「数年間座禅を続けてきて、自由になれた気がする」と...
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宗教考 ~ その1・お経の現代語訳で考えてしまった(がんばれ仏教)

近しい人の法事があり、お寺にお参りに行った。親族が集まり、住職の方がいわゆるお経をあげて、故人を偲ぶのであるが、その寺では、数種類のお経の中で、一種類については、「いわゆるお経」ではなくて、お経の現代語訳を取り入れていた。私もアラフィフ世代...