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デジタル時代の身体・その3、AI考・その8 ~ AI故人

ChatGPTが出てきた当初、すぐに話題になったのが、character.aiというサービスだった。これは、歴史上の人物とか有名人に関する記録や著作物などの情報をAIに学習させて、あたかもその人とチャットできるかのようなサービスだった。当時...
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AI考・その7 ~ AIの著作権問題

アメリカの New York Times社 が、AIの学習に、自社の記事を勝手に使われたとして、OpenAI と Microsoft を著作権侵害で提訴したというニュースを見た。この問題、なかなかに難しいので、その問題の本質を考えてみたい。...
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多様性大事・その3、AI考・その6 〜 生成AI、再帰の呪い

「再帰の呪い(The Curse of Recursion)」という題名の生成AIに関する論文()について、ネットニュースの記事で知った。再帰の呪いとは、AIが出力した言葉がインターネットに溢れるようになると、AIは自分が出力した言葉を学習...
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サイエンスとアート・その1 〜 相補的関係

息子に勧められて、山口周さんの「世界のエリートはなぜ美意識を鍛えるのか?」を読んでみた。今までの経営はサイエンス偏重だったが、これからの時代、サイエンス的な思考だけでは行き詰まる。アート思考を経営に取り入れるべき、という論である。なかなか鋭...
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AI考・その5 ~ AIが書いたんならそう言おうよ

つい先日、G7のIT相会合が開かれて、生成AIへの規制が話し合われたというニュースを聞いた。文明に影響を与える技術のブレークスルーがあった後、意外と早いタイミングで国際的な動きがあったなと思って、ちょっと関心した。原子力の場合は、実際に爆弾...
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AI考・その4 ~ 人類の新たなChat友達 ~

ChatGPTについては、いろんなところで解説されているが、2023年4月現在、無料で使えるGPT4ベースのAIチャットサービスは、マイクロソフトのBing Chatだけなので、Bing Chatに、”Bing Chatとは何ですか?”と聞...
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人知の浅はかさ ~所詮人間の考えること~

「人工知能」には、浅からぬ因縁を感じている。約30年前、私が学生を終えて就職する時期は、第2次人工知能ブームの終盤にあたり、この分野で何か仕事ができないかと思っていたが、仕事より地元の職場を選び、紆余曲折あったが、今は人工知能とは全く関係の...
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人類の新たな囲碁友達 ~Alpha Goの勝利の意味を考える~

今月(2016年3月)は、Alpha Goと言う人工知能の囲碁ソフトと、人類で一番強いプロ棋士と言われている、韓国のイ・セドルさんの対戦にワクワクした日々だった。5番勝負の結果は、人工知能ソフトが4勝1敗と大勝。囲碁でもコンピュータが人間よ...
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自動運転車のI18N(国際化)

最近、自動運転が話題らしい。いくつか状況証拠がある。矢沢永吉が、ハンドルを持たずに動いている車の運転席に座って、「やっちゃえニッサン」と言っているテレビのCMを見た。少し前には、トヨタがアメリカで人工知能研究所を開設したという新聞記事を見た...