Toshi

サイエンスとアート

サイエンスとアート・その2 ~ アート、3つの意味

アートと言うと、普通は「芸術」と訳されるので、いわゆる絵画や彫刻などを思い浮かべる人が多いだろう。アート作品と言えば、美術館に展示されているような画家の作品のことを指す。ここでのアートの意味は、見る人の心を清らかにしたり、ざわつかせたり、気...
AI考

多様性大事・その3、AI考・その6 〜 生成AI、再帰の呪い

「再帰の呪い(The Curse of Recursion)」という題名の生成AIに関する論文()について、ネットニュースの記事で知った。再帰の呪いとは、AIが出力した言葉がインターネットに溢れるようになると、AIは自分が出力した言葉を学習...
AI考

サイエンスとアート・その1 〜 相補的関係

息子に勧められて、山口周さんの「世界のエリートはなぜ美意識を鍛えるのか?」を読んでみた。今までの経営はサイエンス偏重だったが、これからの時代、サイエンス的な思考だけでは行き詰まる。アート思考を経営に取り入れるべき、という論である。なかなか鋭...
AI考

AI考・その5 ~ AIが書いたんならそう言おうよ

つい先日、G7のIT相会合が開かれて、生成AIへの規制が話し合われたというニュースを聞いた。文明に影響を与える技術のブレークスルーがあった後、意外と早いタイミングで国際的な動きがあったなと思って、ちょっと関心した。原子力の場合は、実際に爆弾...
AI考

AI考・その4 ~ 人類の新たなChat友達 ~

ChatGPTについては、いろんなところで解説されているが、2023年4月現在、無料で使えるGPT4ベースのAIチャットサービスは、マイクロソフトのBing Chatだけなので、Bing Chatに、”Bing Chatとは何ですか?”と聞...
円環と直線

旅考・その6、円環と直線・その2 ~ 円環の旅と直線の旅

旅考・その1で紹介した、「SevenStars 星が流れた夜の車窓から」という本の中で、糸井重里さんが「帰るところがあるから、旅人になれる」という短文を書いている。JR九州の豪華観光列車「ななつ星」が、博多発博多行きの周遊の旅であることにつ...
旅考

旅考・その5 〜 旅の歌は片道の旅

チューリップの「心の旅」という曲がリリースされたのは1973年なので、若い人は多分ご存知なかろう。こんな歌詞で始まる曲である、”あーだから今夜だけは君を抱いていたい、あー明日の今頃は僕は汽車の中〜”。上京のため離れ離れになってしまう恋人同士...
旅考

旅考・その4 ~ 芭蕉と李白、旅人の先達たち

「月日は百代の過客にして、行きかふ年もまた旅人なり。」松尾芭蕉の「奥の細道」の有名な書き出しである。子供の頃からなぜか好きな文章で、声に出して読んでも調子がよく、今でも時々口ずさむことがある。でも、その意味は、考えてみると奥深くて、よくわか...
旅考

旅考・その3 ~ ヒト、旅をする生き物

私たちは、生物学的には、ホモ・サピエンス(現生人類)という種に属する生き物である。その起源については、これまで、世界各地の「原人」や「旧人」が、各地で交雑しながら現生人類に進化したという「多地域進化説」が定説となっていた。しかし近年、ミトコ...
旅考

旅考・その2 ~ ペイル・ブルー・ドット

ボイジャーは、1977年にアメリカ航空宇宙局 NASA が打ち上げた惑星探査機で、2023年現在、地球から230億kmの彼方を、時速約6万kmで飛び続けている。1号、2号と2台あって、それぞれ別の方向に飛んでいるが、地球からの距離はだいたい...