Toshi

QOL

QOL・その3〜オープンソースと民芸

民芸がちょっとしたブームになっているようだ。いつも聴いているラジオの教養番組で、民芸の話題が取り上げられていたし、本屋でも、NHKテキストのコーナーで、「私の好きな民藝」というテレビ番組のテキスト本を見かけた。その本の冒頭で、民藝案内人の鞍...
帰納の時代

科学考その6・帰納の時代その5~ベイズ統計の帰納的な世界

量子力学で、今もわかってない基本的な問題の1つに、波束の収束問題がある。量子力学で扱う粒子は、観測するまでは空間的な広がりを持っていて、存在確率の空間分布(確率波)でしか記述できないが、観測した途端に、一瞬にして観測したその1点に収束するこ...
スターウォーズと歴史

スターウォーズと歴史・その2~スターウォーズと壬申の乱

奈良・明日香村を自転車で散策したのがきっかけで、歴史好きになり、BSの歴史番組を見るようになった。中でもNHK BSの「英雄たちの選択」という番組は、磯田道史さんの鋭いコメントが好きで楽しませてもらっている。その番組で先日、「壬申の乱」がテ...
QOL

無駄を省かない生活 ~ 火星生活とゲノムの無駄

人類が火星で生活することを真剣に考える時代、アメリカの民間団体である、火星協会が、アメリカの砂漠や北極圏で、「火星模擬生活実験」というプロジェクトをやっている。数か国から1名づつ選ばれた隊員が、火星を模擬した実験棟で、半年近くにわたる長期間...
なりよく生きる

なりよく生きる・その3 ~ Classic = Timeless Way

先日見たTVで、NHK交響楽団のスペシャル番組をやっていた。歴代のN響指揮者の名演奏をちょっとづつ紹介するという番組で、ノイマンとかマゼールとか、有名な指揮者の昔の映像が出て、思わず見入ってしまった。最近、スマホに入れている音楽は、Kenn...
なりよく生きる

なりよく生きる・その2 ~ The Timeless Way

クリストファー・アレグザンダーさんは、建築家だが、パターン・ランゲージという考え方を提唱したことで知られている。"The Timeless Way of Building"や、"A Pattern Language"という著書が有名で、住み...
円環と直線

円環と直線・その1~お遍路と巡礼の道

お遍路さんが人気らしい。テレビ番組でお遍路特集を見た時には、日本人にも根強い人気があるが、最近は外国人のお遍路さんも目立って増えていると言っていた。お盆に高校の同級生数人と飲み会をした時には、定年退職したらお遍路もいいかも知れない、などとい...
帰納の時代

帰納の時代・その4 ~ 方言大事

先日、宇治を訪れた。大修理を終えた平等院で阿弥陀如来様のありがたい姿を拝み、上林家の末裔の営むお茶屋さんでお茶を買い、おばんざいのバイキングを楽しんだあと、三室戸寺にあじさいを見に行った。寺までは、宇治駅からバスで10分ほどなのだが、あじさ...
科学考

科学考・その5 ~ 4分33秒と騒がしい真空

最近、新聞のコラムで、ジョン・ケージの4分33秒についての短文を読んだ。ジョン・ケージはアメリカの現代音楽家で、「4分33秒」とは、一定時間の無音状態を表現したこの曲(?)の通称である。この無音の楽曲のことは、以前何かで読んで知ってはいたが...
道具考

道具考・その4~単なる道具以上の何か

道具には、単なる道具以上の何かがあると思う。機能美と言ってしまうと簡単だが、その一言では全く表現できない奥深さがあるように思う。 例えば包丁。包丁は食材を切る道具であるが、包丁自体の持つ曲線や、刃物の質感、切り心地などに、単に切断する道具と...